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関節リウマチについて、簡単にまとめてみました。
関節リウマチに関して心配のある方は、覗いてみてください。

病院やクリニックでのDrから説明がありますが、内容が多いことから十分に聞けないこともあると思います。聞きそこなった事や、分からない事があれば参考にしていただけたらと思います。 

 

 

手や足の指を中心とした節々(関節)の脹れや痛み、動かしづらいといった症状が見られます。多くに、朝起きた後に関節のこわばり感を自覚することが多くみられます。2週間以上続くのであれば、近くの医師に相談してみることをおススメします。

 

今まで主にアメリカリウマチ学会(ACR)の診断基準が用いられてきました。

アメリカリウマチ学会 関節リウマチ診断基準

 ①1時間以上続く、朝のこわばり

 ②手指の関節炎(はれや痛み)

 ③3カ所以上の関節炎

 ④左右対称性関節炎

 ⑤リウマトイド結節 

 ⑥リウマチ因子陽性(血液検査)

 ⑦単純レントゲン検査での骨関節破壊像

以上4つ以上が該当

この診断基準が当てはまる場合は関節リウマチの可能性が高いといえます。しかし、初期の関節リウマチでは当てはまらないことも多く、専門医の診察が必要なこともあります。

 

2010年にアメリカとヨーロッパの関節リウマチの学会が共同で新基準を発表しました。

上記の1987年以来なので、23年ぶりとなります。

 

     ①関節病変

           中・大関節に1つ以上の腫脹または疼痛関節あり            0点

           中・大関節に2~10個の腫脹または疼痛関節あり      

1点

           小関節に1~3個の腫脹または疼痛関節あり                

2点
           小関節に4~10個の腫脹または疼痛関節あり        3点
           少なくとも1つ以上の小関節領域に10個を超える腫脹または疼痛関節あり 5点

 

   ②血清学的因子

     RF、ACPAともに陰性

0点
    RF、ACPAの少なくとも1つが陽性で低力価                       2点             
    RF、ACPAの少なくとも1つが陽性で高力価                       3点
 

 

③関節炎持続期間

      6週間未満

0点
      6週間以上 1点

     ④炎症マーカー

      CRP、ESR(血沈)ともに正常

0点
      CRP、ESR(血沈)のいずれかが異常 1点

     上記のスコアの合計が6点以上である症例は「RA確定例 (definite RA)」と診断。

 

まず医師が診察を行い、今までの経過や関節炎の状態を確認します。診断基準を使って関節リウマチを診断しますが、関節リウマチが強く疑われたとしても他の病気が隠れている事がありますので、血液検査やレントゲン検査を行います。そして診察+血液検査+レントゲン検査を行い、総合的に関節リウマチかどうか判断します。