膠原病

膠原病とは?

関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・強皮症・皮膚筋炎および多発性筋炎などが膠原病と呼ばれます。
その症状は、発熱・体重減少・倦怠感・疲労感などの全身性症状から、皮膚・関節・腎臓などにでる症状まで多岐に渡ります。


全身性エリテマトーデス(SLE)

全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus)のsystemicとは全身のという意味です。皮膚には薄いピンク色の班(erythematosus)がが出現します。自己の免疫異常ということがわかっていますが、原因は詳しくわかっておらず皮膚以外にも、全身倦怠感・発熱・関節など多岐に渡り症状が出ます。国の指定難病(49)です。


シェーグレン症候群

全身の外分泌腺に慢性的に炎症が起こります。それにより、ドライアイやドライマウスなどの乾燥症状が出現する病気です。甲状腺や胃や呼吸器などにも症状がでます。国の指定難病(53)に指定されています。


多発性筋炎

全身の筋肉が炎症を起きます。そのせいで筋肉に力が入りにくくなったり、痛みが出たり、疲れやすくなります。国の指定難病(50)です。


リウマチ性多発筋痛症

リウマチ性多発筋痛症(PMR)は、50歳以上の中高年者によく発症する病気で、四肢近位部(肩や体の関節)の痛みを伴います。発熱や全身倦怠感・疲労感などを伴うことが多い。


RS3PE症候群

remitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edemaの略。圧迫した際の浮腫や他の病気との合併した症状も多く、全身の精細な検査が必要。発症は突然で痛みを伴う。


回帰性リウマチ

突然、指や関節部位に腫れが生じ、しばらくすると治るものの繰り返し症状がでます。関節リウマチに移行することもあります。