坐骨神経ブロック

【坐骨神経ブロックとは?】

坐骨神経は、下肢の後面の感覚と運動を司る神経で、臀部で筋に圧迫され症状を生じることがあり梨状筋症候群と呼ばれます。

下肢に放散する疼痛である「坐骨神経痛」を生じ、この症状の10%前後を占めるという報告もあります。

ら下肢に分岐した神経は、臀部を中心に足先まで影響する坐骨神経と呼ばれます。

 

エコーをみながら、坐骨周囲に薄めた麻酔薬を神経の周囲に注入し、麻酔による神経のリセット効果を期待します。

当院では、周囲の筋などの組織から剥がす「リリース注射」も同時に行っています。

 

臀部周囲の痛みを感じることが多く見られます。

下肢に放散する痛みが特徴的ですが、坐骨周囲の座った際や押した際の痛みも感じることがあります。

股関節後面の梨状筋に、坐骨神経が圧迫されることがあり、梨状筋症候群といいます。

基本的に治療には、ESWTやストレッチなどのリハビリテーションが必要となりますが、症状の強い方や長引く方には、ブロックやリリース注射がよく効きます。


【ブロック注射の注意事項】

ブロックの針が細い(25G)為、為局所麻酔は行いません。

神経を剥がす際に一時的に痛みが生じることもあります。

程度の強い方は、1週以上空けて2~3回ほど必要なこともあります。

【坐骨神経ブロックができない内服薬】

特にありません。


神経ブロックの準備について

【検査Bまで移動】

ブロックを受ける方は、検査Bの周囲でお待ちください。

【トイレを済ませましょう】

ブロックに5~10分ほど要します。ご心配な方は、先にトイレをお済ませください。

【順次、お呼びします】

順番にて処置室でお呼びいたします。

ご質問のある方は、検査Aのスタッフまでお声がけください。 



【ブロック注射の手順】

1⃣

 注射をしますので、針を刺す部位を出るようにコルセットやシップなどは外してください。

横向きになり臀部をお出しいただき、タオルをかけてお待ちください。スタッフがお手伝いいたします。

 

2⃣

エコーで、坐骨神経を確認し、ブロックを行います。

注射する前には、お声がけします。

薬液(薄めた麻酔剤)を注入する際に重く感じることもあります。

3⃣

エコー下に坐骨神経周囲に薬液を注入します。終わりましたら、お洋服を治していただき起き上がり下さい。。

下肢にしびれを感じたり力が入りづらい場合もあります。長い場合は6時間ほどかかることもありますが、 しびれ感は徐々に消え、もとに戻るので心配はいりません。

 

4⃣

しびれる場合は一人で立ち上がることは危険なので、必ずスタッフの指示に従ってください。

診療は終了となります。

採血やリハビリなどの指示があれば、ご移動ください。

 

 



【ブロック後の予約】

1~2週間後に「その他ブロック注射・リリース」の予約をお取りください。 

受付もしくはネット予約が可能です。何か変わった点がありましたらご連絡ください。医師の緊急連絡先をお伝えします。

☆その他、気になることがありましたら、お気軽に医師や看護師にお尋ねください。


ブロックが終わりましたら、採血や検査・処置が残っている方は、スタッフからご案内いたします。

無い方は、会計を1Fにて行います。

 

リハビリを指示された方は、3Fで予約をお取りください。リハビリの案内カードをお渡しいたしますので、3F受付までおだしください。。

「その他ブロック・リリース注射」で予約をお取りください。1Fもしくはネット予約にて予約ができます。



【帰宅後の注意点】

注射当日の入浴は問題ありません。

しびれなどなければ、軽い運動は大丈夫です。

針を刺した部分には絆創膏を貼ってあります。

30分後以降にはには、はがしてください。

注射の後は症状が楽になってくることが多いですが、注射当日から1~2日はかえって重苦しく、その後から効果が現れてくる場合もあります。