骨粗鬆症検査

骨粗鬆症の治療の目標は、骨折の予防にあります。

骨を強くすることはもちろんですが、転ばないことも大事な治療になります。

筋力の低下(サルコペニア)や浮腫を予防することも、骨粗鬆症の治療です。

当院では、体組成計にて筋量や体脂肪率を評価・指導することで転倒予防を行い、

骨密度(DXA法)検査にて、骨量(骨のCa濃度)やTBSといった骨質も評価し総合的に治療します。

骨密度検査(HORIZON:DXA法)

Bone density Mesuring Device & TBS(Trabecular Bone Score)


骨密度の測定値は、測定部位にて変動があり一定ではありません。腰椎・股関節が適しているといわれており、評価および治療効果を正確に表します。

当院では、腰椎(L1-L4)および大腿骨頸部を測定しております。

TBSは、いままで評価が難しかった「骨質」を解析できます。骨密度と併用することにより、より正確な値が算出できます。

【骨密度検査を受けられる方へ】

骨密度検査の手順

1⃣

体組成検査後に、更衣室で検査着に着替えます。

2⃣

検査代の上に横になります。

腰椎骨密度から測定しますので、下腿の下にクッションを入れ、体制を整え検査を介します。

3⃣

次に、大腿骨頸部を測定します。

下肢の間にデバイスを挟んでいただきます。

4⃣

着替えていただき、検査が終了となります。1週後くらいにご予約の上、ご来院ください。

 

 


当院の骨密度検査は、最も信頼性の高いDXA(デキサ)法を採用しており、腰椎・大腿骨近位部を測定します。

着衣により検査結果に影響があるため、更衣にご協力ください。

検査結果に影響があるため、下記の方はお申し出ください。

 

1週間以内にバリウム検査を受けられた方

股関節の手術(人工関節等)を受けられている方

妊婦の可能性のある方


【医師の再診のご案内】

 定期的に医師の診察を行います。

すべての検査結果が分かるのに1週ほどかかりますので、事前の検査をお勧めしております。

来院する頻度を減らせるよう、効率よく受診してください。