訪問リハビリテーション

病院やクリニックに通院することが難しい方に、リハビリテーションスタッフ(理学療法士・作業療法士)が

直接ご自宅へうかがい、リハビリテーションを行うことです。

ご家庭での様々な不安や悩みに、リハビリの立場からお手伝いします。


訪問リハビリはどのようなことを行いますか?

    身の回り動作の獲得

日常生活で、自分で行えることが少なくなると、寝たきりになりやすくなってしまいます。

寝返り、起き上がり、立ち上がり、食事、着替え、トイレ等日常の動作を練習します。

 

(例)腰が痛くて起き上がれない

   →起き上がるための関節の動きや筋力をつけ、起き上がり方の指導を行います。


    介助法の指導

手すりを付ける、段差を無くす、といった環境を整えることで、自分で動ける範囲を広げることができます。

 福祉用具や住宅改修のアドバイスを行います。

 

(例)トイレまでの立ち座りが不安

   →手すりを付ける場所の相談や、他の方法(ポータブルトイレの提案)などを行います。


    生活環境の改善

趣味活動や社会参加への援助を行い、個々に合った趣味活動のお手伝いを行います。

 

(例)生活の中に楽しみがない

   →散歩、ちぎり絵、刺繍など、

 

    


    余暇活動への支援

無理な姿勢や動作での介護が続くと、ご家族の方が首・腰・膝などを痛める危険性があります。

ご本人やご家族の負担を減らすため、介助する方法をお伝えします。

 

(例)ベッドから車椅子に移すのが大変

    →負担の少ない移乗方法を指導します。