日本では、ワクチンの普及に伴い麻疹の発症が著しく低下しておりますが、近年免疫が十分でなく発症することが見られてきています。

右図の、ワクチンの接種歴を参考として下さい。

当院では、血液検査でＩｇＧ抗体（ＥＩＡ法）を測定しています。

抗体の有無を判定し、（+）の方は麻疹の抗体を持っていることを示します。

抗体価が４.0前後の場合は、十分な免疫がないため感染を防げない場合もあります。

麻しん抗体価　検査費：3850円（税込）

抗体価の低いの場合、発症を予防できない場合があります。

感染する可能性の高い医療者に場合、右図の数値を参考としています。

妊婦など、「十分に免疫がある（基準を満たす）」を希望する方は、抗体値が16未満の場合は、「十分な免疫がない」と考えられますので、ワクチン接種を勧めております。