肩甲骨の動きは、頚椎・肩関節疾患を治療するうえで不可欠な運動になります。
また、肩甲骨と胸椎は対で動きますので、胸椎の位置も肩甲骨に重要な関係を持ちます。
肩甲骨の動きの硬さの程度に合わせ、徐々に自宅でもリハビリを行いましょう。
Lev.1から開始し、徐々にレベルアップを進めてましょう。。
※担当のリハビリスタッフの指導のものに行ってください。
座って手を前方に伸ばした状態から、肩甲骨を内側・下側に寄せ胸を広げます。
座面中心が後ろに行かないようにしましょう。
座面中心が後ろに行かないようにしましょう。
四つん這いの状態から手を頭下にクロスして置き、おでこを近づけます。
※股関節は90°曲がった状態にします。
股関節は90度曲げた角度で行います。
LV.2 の状態から手を頭上に伸ばし、胸をベッドに近づけます。
※股関節は90°曲がった状態にします。
股関節は90度曲げた角度で行います。
座って手を胸の前で合掌した状態のまま上半身を横に捻ります。
※回転時に手が胸の前より外れないように注意してください。
回旋時に手が胸の前から外れないようにしてください。
横向きの姿勢で上方の手を胸の前に添えて身体を後方に捻ります。
※顔はスタートポジションより動かさないように。
顔はスタートポジションより動かさないようにしましょう。
横向きの姿勢で上方の手を横に広げて手と同時に身体を後方に捻ります。
※後方に捻る際に目線と動かす手を追従する様に動かします。
後方に捻る際には、動かす手先に視線を追従するように動かします。
【適応】
肩が動かしにくい
猫背や腹部に力が入らない
【目的】
肩甲骨周囲に硬さが起こると肩の動かしにくさや腰痛に繋がり日常生活に支障を生じやすくなります。肩甲骨の柔軟性獲得により物を取りやすくなることや姿勢改善に繋がり腰痛予防・改善に期待出来ます。
また、四つ這いで行う事から体幹筋との協調運動にも期待出来ます
四つ這いに姿勢から、頭の上に手を置き肘を頭の高さまで上げます。目線は肘に。
Lev.1の状態から、肘を天井に向けます。
痛みのない範囲で行います。
手の甲を背中に置き、肘を天井に向けます。
余裕があれば、手を頭に近づけましょう。
【適応】
姿勢不良の方(猫背)
腰部痛の有る方
【目的】
肩甲骨のモビリティの改善と腹部の筋(主に腹直筋:シックスパックと呼ばれる部分)を伸ばすストレッチです。CPYのキャットストレッチに相当します。腹部の筋に硬さが起こると骨盤が前傾(腰を起こす)動きが制限され猫背姿勢や腰部痛の原因に繋がります。ストレッチにより、骨盤の動きをスムーズにさせ、姿勢改善・予防に効果が期待出来ます。
また、腹部にて圧迫されていた内臓系の活動が回復し、消化機能向上(便秘の改善)や代謝upに期待を持てます。
四つ這いに姿勢から、手を合わせ、合わせた手に額をつめます。
次は両手を伸ばし、顔を床につけるように胸を下ろします。Catストレッチに相当します。
前腕を床につけ、肘を曲げます。うつ伏せの姿勢から、腰を反らしすぎないように、上半身を持ち上げます。
【適応】
胸椎(背骨の胸の後辺り)上位腰椎(背骨の腰辺り)が動きにくい
肩甲骨が動きにくい
【目的】
胸椎の動きが悪くなることで、頸部や腰部に痛みを生じることがあり、ここを動かすことで症状が無くなります。手を胸の前で組み身体を丸めることで、肩甲骨が外側に広がり、背骨が広がる運動になります。また、胸椎(背骨の胸の後)~腰椎上部(背骨の腰)の部分が各関節事に分かれて動くため、腕を使って下のものを取る・首で上を向きやすくなる等の動作が行いやすくなります。
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