足関節は最も安定している関節と言われていますが、怪我や使い過ぎにより腱などの硬さ(拘縮)が生じます。
前方・後方・内側・外側それぞれに腱が滑動しており、この動作がなめらかに動かないことで足や膝などの症状が出てきます。
初期であれば、自己ストレッチで対応可能ですが、癒着範囲が広がることで治療にはリリース注射などが必要になります。
普段から柔軟性を高め、正しい使い方を覚えていきましょう。
動きの硬さの程度に合わせ、徐々に自宅でもリハビリを行い、Lev.1から開始し、徐々にレベルアップを進めてましょう。。
※担当のリハビリスタッフの指導のものに行ってください。
【適応】
足首や足が硬い方、膝が伸びにくい方
【目的】
ふくらはぎの浅層に位置する筋肉で、膝からアキレス腱までつながっています。
「立ち続けている」など使いすぎることで硬くなり、膝の伸びずらくなることや、足首を反らす動きが悪くなります。
ストレッチを行うことで膝や足関節の動きを改善します。
Lev.2の状態から、
次に足先を内側に向けます。
【適応】
足首や足が硬い
【目的】
ふくらはぎの深層の筋(ヒラメ筋)で、膝下から足部までつながっており腓腹筋よりも足の底屈に関与します。
なので、硬くなることで足首を反らすことが動きづらくなり、痛みの原因や歩行の障害になります。
また筋の周囲には血管や神経が通過するため、ストレッチを行うことで血流改善や筋疲労回復の効果を得られます。
【適応】
母趾から足首が硬い方
足部骨・下腿骨折後の方
【目的】
骨折後に治療のためギプスでの固定を行います。
ギプスにより動きが制限されてると、長母趾屈筋(母趾を曲げる筋)とアキレス腱の間に癒着が起きやすくなり、
足首の動きが動きづらくなります。
ギプス固定の時期から足趾のストレッチを行い、内圧上昇(痛みの原因)の予防や硬くなることの予防につなげます。
親指にタオルを掛け、手で引っ張りながら
親指を反らす
※足首は反らさないように
Lev.1の状態から、足首を手前に反らします。
【適応】
アキレス腱断裂後
足関節のギプス固定後
アキレス腱と足首の骨の間にある脂肪体をKager's fat pat(ケーラー脂肪体)と言います。
足首をスムースに動かす働きがあり、硬さをとることで足関節の動きが滑らかになります。
【適応】
足底筋膜炎
足関節ギプス固定後
【目的】
足趾の間にある筋肉で足趾の外広げや閉じる運動を行います。
足骨間筋周囲が硬くなることにより足部のアーチ形成が制限され、歩く際にスムーズに歩けなくなります。
骨間筋をストレッチすることにより効果が期待できます。
ふくらはぎのの筋力トレーニング方法です。
Lev.1
立った姿勢で両踵を上げた状態から
ゆっくりと踵を床に降ろします。
Lev.2
台や階段で、Lev.1を行います。
台の端につま先を乗せ、
踵を台の下までゆっくり降ろします。
※階段など安定した所で行いましょう。
Lev.3
Lev.2の状態を、片足で行います。
足を外返しのする腓骨筋のトレーニング方法です。
Lev.3
Lev.2とは反対に、
動きを少なく、負荷を強めにかけます。
土踏まずを作る筋のトレーニング方法です。
Lev.3
Lev.2とは反対に、動きを少なくし
負荷を強めます。
タオルギャザーと呼ばれる方法で、足のインナーマッスルのトレーニング方法です。
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